日記

レスキューのチカラ

昨日、お腹に刺さっていた、レスキューの針を抜いた。たった1本の細い線なのに、それがないだけで、まるで自由を手に入れたような清々しさがあった。

そして、どこへ行くにもガラガラとレスキューをお供にしていたので、フラフラと歩けるせいで、まるで1人でどこを歩いても良いような、そんな錯覚までしてしまう(病棟外は車椅子、病棟内は付き添いがないといけない)。

でも、これは大いなる1歩だ。ベッドで寝返りを打つときも、トイレでオシッコをするときも、レスキューのことを考えなくてもいいのは、普段の生活の不自由が1つ、ポコっと取れたみたいに感じる。

そして、今日、咳が多い。

なんだろう?今までにない感じで、咳が付きまとう。そして、朝から吐いている。さっきも、吐いた。もう、吐くものはないってくらい、吐いている。

昨日までのレスキューは、常にお腹に刺さっていて、ジワジワと薬を四六時中、流し込んでいる。それが外れたら、これだ。「レスキューが無くなったからだ」とは、思いたくないし、そうあって欲しくない。

レスキューは錠剤に姿を変えた。同じ成分なんだそうだ。ただし、効いてくるまで1時間は掛かるのだそう。

僕にしては珍しく、すぐにナースコールを押した。その薬を持って来て貰って…としてるうちに、また吐いてしまった(笑)けど、その薬を飲んだ。

1時間後、すべてがおさまって、何もないゆったりした時の流れであれば、薬のおかげということになる。

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kenken
2015年11月に肺腺がんステージ4、余命1年の宣告を受ける。 只今、元気にアディショナルタイムを駆け抜け中! 呟いたりもします。 noteも始めました。