日記

何度でも

今回の抗がん剤投与後の副作用は、とっても派手だった。胸の痛みと、その後の気持ち悪さ。耐えがたいものがあった。

でも、本当のところ、どうなんだろう?

今までで1番の痛みだったのか。1番の気持ち悪さだったのか。それとも、僕の耐える力が弱くなったのか。回数を重ねることで、忍耐力が弱くなってしまって、1番辛いと感じるとか、あるかな?

前はよく、「酷い二日酔いみたいな感じ」、と言ってたけれど、今回はそれどころじゃなかった(笑)。

ぶっちゃけ、痛みに耐える間に、何度も「心が折れた」。

「もういいよね」、「十分頑張ったよね」、「どうか楽にして欲しい」、心が折れて、「死にたい」と当たり前のように思った。

辛い時に伝えたい思いは

  • 「ありがとう」
  • 「ごめんね」
  • 「愛してる」

この3つの言葉を繰り返し、妻に伝えた。

今、冷静に考えればおかしな話だ。何度も何度も、この3つの言葉を妻に伝えるんだから。だけど、僕の心の奥底にある、妻に伝えたい思いは、この3つだった。

間違っている

でも、やっぱりその流れは明らかに間違っていた。だって、心が折れて、思いを伝え、その先にあるものは?「ありがとう、さようなら」って、言う???

妻を泣かせた。心が折れたのも妻はわかっていたし、僕が一生懸命に伝えたい思いがなぜ今なのか、だってわかっていたから。それは悲しいし、悔しい。

何度でも

そして今、またこうしてブログを書いている。痛みは入院して、レスキューで軽くなった。気持ち悪さも嘘のように晴れた。まるで馬鹿みたいにあっけらかんと、笑顔でファンタグレープを飲む。

人騒がせもいいところだ。こんなやつ、いちいち構ってられないよね(笑)。ごめんね、と思う。我ながら、呆れもする。だけど、

何度でも、何度でも

立ち上がって、足掻いて、もがいて、心が折れて、またアホヅラ下げて立ち上がって、足掻いて、もがいて、立ち上がりたい!

何度でも、何度でも

生きたい。

ABOUT ME
kenken
2015年11月に肺腺がんステージ4、余命1年の宣告を受ける。 只今、元気にアディショナルタイムを駆け抜け中! 呟いたりもします。 noteも始めました。