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必ず夜は明ける
年末年始、何度も耳にした言葉。コロナ禍で希望を持つためのパワーワードだ。だけど僕はその言葉を耳にする度、体のあちこちにモヤっとした何かが引っ掛かった。
だって、
「明けない夜はある」
そして、きっと今日もそんな暗闇と対峙している人がいる。
その人には「大丈夫!」なんて言葉をかけても届かないし、響かない。奇跡なんて記号めいた言葉も、希望なんて魔法も。何の保証もない無責任な言葉たちを誰が信じるというのだろう。
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そして「いつか眠るんだろう」。
たとえば、今から僕の「がん」が治ることはない。いやいや、奇跡は起こる!治る可能性だって…、ない。
明けない夜はあるんだよ。より深くとばりは降りて、やがて眠る。そういうことだ。
どんなに駄々をこねても、どんなに大金を積んでも、奇跡は起きない。がんは治らない。
世の中、正しく出来ている。
なんというか、悲しいけど気持ち良い。清々しいというか、ね。嫌だけどね。地面に寝転んで365日、手足をジタバタさせてすべてを拒否したい。そのくらい嫌だけどね。
今年もよろしくお願いします。
それでも生きていく。
生きていかないといけない。泣いたり笑ったり。腹は座ってない。地に足ついてる自信もない。怖い。震える。
正直に生きていくので、2021.今年もどうぞよろしくお願い致します。
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