がんのこと

「告知」を受けたら -余命- 前は向かなくていい。深呼吸を。

この記事はこんな方におすすめ
  • 「告知」を受けて間もない方。
  • 自分の「余命」が気になる方。
  • これから治療を行う方。

肺がん、ステージ4、余命1年。

2015年11月。
「肺がん、ステージ4、余命1年」

某がんセンターにて、
僕が受けた「告知」です。

頭の中は真っ白でした。
全身がビリビリしました。
きっと拒否反応だったのだと思います。

昨日、今日、今週など、
「告知」を受けた方もいらっしゃると思います。

思い返せば奈落の底に
突き落とされたあの瞬間!
でも、でもですね・・・。

大丈夫。まずは落ち着きましょう。

はい。ゆっくり「深呼吸」です。

今日、明日、死ぬわけじゃない!
今、生きているのですから!
ゆっくり、ゆっくりと、戦闘準備です!

え?叫び出したい?
叫びましょう!

何もかもが嫌になる?
そりゃそうです。嫌になるって!

会社に行きたくない?
行かなきゃいい!

てか、行ってられるか!
でも、辞めるのは待ってください。

ゆっくり、ゆっくり、落ち着いて。
ゆっくり、ゆっくり、いきましょう。

告知を受けたその日から、
僕はインターネットの世界を彷徨いました。
最初のキーワードは「余命」でした。

 

「余命」について。

僕の場合。
最初、医師から「余命」は
告げられませんでした。

僕から医師に聞きたいと話し、
奥さんは聞きたくないと離席。
僕だけ聞きました。

2015年11月。
「来年、1年いっぱいです」と。

なんで聞いたのか、
今となっては不思議です。
何故なら僕はとってもビビりですから笑。

えっと、それで今は2018年10月です。
なので、「余命」は間違っていた
ということになりますね・・・。

すみません。
そういうことじゃないですね・・汗)

国立がん研究センターがん情報サービス

統計的にデータ算出されているものがあります。
「俺はきちんと最初から把握したい!」
そんな方はこちら↓から
確認することが出来ます。

国立がん研究センターのがん情報サービス。

こちらのサイトの上部、中央、
「統計」というボタンを押せば
様々な「がん」に関わるデータが見られます。
罹患率、死亡率、生存率・・・。

一応、「心の準備」と「最終確認」の
意味を込めて、見るのにひと手間
掛けさせて頂きました。

僕はすぐに見られなかったです・・・。
いくらただの統計とはいえ、
見られるようになったのはごく最近です・・。

「余命」に囚われない。~僕の持論~

ネットを徘徊し、
たくさんの同病の人達と出会い、
医師と出会い、わかってくることがあります。

それは、同じ癌
(僕の場合は肺がん)、
同じ「遺伝子変異」を持っているとしても
症状、副作用の状態、
治療の順番などは千差万別、
人それぞれであるということ。

となれば「余命」も千差万別。

気にしてはいけないということ。

え? いきなり、そこ!?

そうです。
そうなんです!

いきなり、そこです(笑)。

 

「余命」なんて気にしない!

 

 

あ、ちょっとは気にしてもいいかも知れません。
好きなことをたくさんする為に。

「今日から2~3日が山です」
「あと1週間程度です」となると、
ごくごく直近のことになるので、
信ぴょう性は出てくると思います。

ですが、「余命半年」、
「余命1年」となると話は別です。
さほど信頼性はありません。

だって、ものすごくたくさんの要素が、
ものすごく複雑に絡み合って、
僕らは生きています。

その命の「余り」を予測すると
いうことですからね。

  • 「その人の罹患状況」
    進行状況や転移箇所など。
  • 「体力」
    高齢だって元気な人は元気です。
  • 「治療の進み具合」
    抗がん剤も複数使えます。
  • 「抗がん剤との適合性」
    相性だってあります。
  • 「新薬だって出てきてます」

こうしたすべてが絡んだ未来の話なんて、
お医者さんでもわかるわけがない。

なので「余命」は
ごくごく平均的な一般論となります。

だからもし、告知の際に「余命」宣告
されていたなら、気にしない!

 

「生きましょう!」

 

 

え?でも気になる?

でも、でもですよ?
「あと半年です!」って言われて、
ビクビク生きたってつまらない!

告知を受ける前と後で体調変わりましたか?
気分は大いに変わりますが(笑)。
別に変らないでしょ?

死への準備?
お手紙たくさん書く?
いや、今、こうして生きてますからっ!

 

ちなみに、僕の知ってる方では、
「がん」を罹患して、ステージ4で
3年目、5年目、そんな方がいらっしゃいます。

ステージ4」だから1年もせずに死ぬ!
なんて思っている方、
それは勝手な偏見です。

更には「オプジーボ」なんて新薬、
耳にしたことないですか?

残念ながら、
これは「夢の薬ではありません」。
効くのはおおよそ2割と言われています。
でもそんな新しい薬が出て来たのは事実。

適合した人達はこれからどんどん
生存率を伸ばすでしょう。

 

どのくらい生きられるのか?

結論。「わかりません」です。

これが僕の答えでした。

別にふざけている訳ではありません。
逃げている訳でもないです。

「半年と言われた」だからといって
「半年」もしくは、その前後で
亡くなるのかといったら、
それはわかりません。

「人はいつか死ぬもの。
その時期はわからない」
なんて言いませんし、

「交通事故とかでいきなり死ぬよりいい」
なんて話のすり替えもしません。

「余命宣告された方」は
これからインターネットを
たくさん見ると思います。

もしくは見た人ならわかると思います。

「余命」なんてあてにならないです。
現に僕もこうして生きてますし、
逆にすぐ死んじゃう人もいる。

ただ、1つ言えることは
「今、こうして生きている」ということ。

 

そして、言わせてもらえるなら、
「生きている今は、
必然的に未来に繋がっていること」
僕はそう思います。

 

では、最後にもう一度。

大丈夫。まずは落ち着きましょう。
はい、ゆっくり深呼吸です。

 

 

kenken
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インターネットは情報がたくさん。選択が必要だよ。1つの事に固執し、振り回されないで!怪しい情報もたくさんあるからね。
セカンドオピニオン -疑問と確信、安心の旅へ- 「セカンドオピニオン」を 受けて良かった。 2015年11月。 「肺腺がん、ステージ4、余命1年」の 「告知」を受け、 ...

 

 

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2015年11月に肺腺がんステージ4、余命1年の宣告を受ける。 只今、元気にアディショナルタイムを駆け抜け中! 呟いたりもします。 noteも始めました。